卵巣がんの治療費用について取り上げたいと思います。生命保険や、医療保険、また、全労災・県民共済などに加入するにあたっても、実際に「どれくらいの治療費がかかるんだろう」というのが一番の関心事ではないかと思います。
そこで、今回は、がんや心筋梗塞、脳卒中などの重い病気にかかったときにどれくらいの費用がかかるのかについて、紹介したいと思います。生命保険や医療保険に加入される目的にあげられるのは、いざ入院や手術を受けた場合に入院費用や手術費用の自己負担の金額がどれくらいになるかという質問が一番多いようです。そこで、覚えておきたいのが、健康保険に加入されている方の使うことのできる「高額療養費」の制度です。
高額療養費の制度については、お聞きになったことのある方も多いかと思いますが、健康保険に加入されている方が、病院や診療所で治療を受けた場合に、負担しなければいけない治療費の上限が決められているという制度です。
具体的には、それぞれの方の収入によりますが、一ヶ月間にかかった健康保険の利く治療に関しては、概ね、9万円を上限に負担すれば、それ以上の分については負担しなくてもいいという制度です。月に9万円ほどの負担が上限ですから、そんなに大きな金額とはいえません。
ただし、健康保険の利かない治療もあるため、自己負担 しなければいけない医療費の総額は、もっと大きくなってしまいます。次回は、健康保険の効かない治療について取り上げます。
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2009年06月25日
2009年06月10日
卵巣がん治療とセカンドオピニオン
卵巣がんの治療や手術に限らず、重篤な病気に関して、セカンド・オピニオンという考え方が、定着してきました。セカンド・オピニオンとは、直訳すれば、第二の意見ということです。具体的には、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見をいいます。
「手術をすすめられたけど、どうしよう」。重大な決断をしなければならないとき、他の専門医に相談したいと思うのは当然のことです。セカンド・オピニオンは、日本ではまだ普及していないため「主治医に失礼になるのでは」と思われがちですが、その心配はまったくいりません。インフォームド・コンセント(説明と同意)という考え方を分かっている医師でしたら治療法を決定するのは患者や家族であることを十分に認識しているからです。また、最近では、セカンド・オピニオン外来問うのを作っている病院もあるくらいです。
医師から説明を受けても、情報も知識もない患者や家族にとっては治療法の決定をできなかったり、不安を覚える場合もあります。だから知識を持っている人=専門医に相談し、意見を聞きたいということになるわけです。これは至極当然な過程です。つまり、インフォームド・コンセントと、セカンド・オピニオンは車の「両輪」といえます。
卵巣癌の治療に限らず、自分自身にかかわることですから、わからないと思うことは、遠慮なく医師に確認することと、どうしても納得できない、理解しづらい手術や治療に関しては、セカンド・オピニオンを利用されることをお勧めします。
「手術をすすめられたけど、どうしよう」。重大な決断をしなければならないとき、他の専門医に相談したいと思うのは当然のことです。セカンド・オピニオンは、日本ではまだ普及していないため「主治医に失礼になるのでは」と思われがちですが、その心配はまったくいりません。インフォームド・コンセント(説明と同意)という考え方を分かっている医師でしたら治療法を決定するのは患者や家族であることを十分に認識しているからです。また、最近では、セカンド・オピニオン外来問うのを作っている病院もあるくらいです。
医師から説明を受けても、情報も知識もない患者や家族にとっては治療法の決定をできなかったり、不安を覚える場合もあります。だから知識を持っている人=専門医に相談し、意見を聞きたいということになるわけです。これは至極当然な過程です。つまり、インフォームド・コンセントと、セカンド・オピニオンは車の「両輪」といえます。
卵巣癌の治療に限らず、自分自身にかかわることですから、わからないと思うことは、遠慮なく医師に確認することと、どうしても納得できない、理解しづらい手術や治療に関しては、セカンド・オピニオンを利用されることをお勧めします。
2009年06月08日
卵巣癌と腹水
卵巣がん(卵巣癌)卵巣疾患などにかかった場合『腹水』はとてもつらく、生活の質を急激に落としてしまうものです。一般的な腹水の症状は、
・お腹を圧迫して苦しくなります。
・食欲が一気に低下することもあります。
・身体が重くなるので疲労感や倦怠感が抜けません。
・「むくみ」を感じるようになります。
・「むくみ」の結果、体内の「冷え」が進行します。
・反対に手足や顔は不快な「熱感(ほてり・のぼせ)」を感じます。
・「便秘」や「下痢」で悩まされることもあります。
・利尿剤で尿は出るのに…お腹の張りが全く変らない。
・以上の結果、イライラしたり、気力まで無くなったり、など単に体型上のことだけではなく、精神的な面で症状が現れることもあります。
こんな症状や不快感が増えてくると、普段の生活にも支障を来たす事もあると思います。
『腹水』は症状が進むにつれて「足のむくみが酷くなり歩きづらい」「お腹がパンパンに張って起き上がれない」「水分すら飲むことが困難になった」などの症状が見られます。
ただ、気になるのは腹水だけでなく『黄疸』『食道静脈瘤』『肝性脳症』という厄介な症状が同時に生じ始めることがあります。『黄疸』『食道静脈瘤』『肝性脳症』の併発は避けたいところです。
実際の医療現場では、『腹水』への対応として、【利尿剤】や【アルブミン製剤】が使われることがあります。腹水の初期段階では、非常に有効な方法であり、腹水の排出が多く見受けられます。
ただし、効果は徐々に弱くなることが多く、最終手段としては【腹水穿刺(せんし)=体の外から針を刺して腹水の吸引除去を行う】という強制的な腹水排出を行います。
いずれにしても初期症状の段階で、信頼できる医療機関を受診することで、悩みが解決できる場合が多いので、かかりつけのお医者さんを訪問することをお勧めします。
・お腹を圧迫して苦しくなります。
・食欲が一気に低下することもあります。
・身体が重くなるので疲労感や倦怠感が抜けません。
・「むくみ」を感じるようになります。
・「むくみ」の結果、体内の「冷え」が進行します。
・反対に手足や顔は不快な「熱感(ほてり・のぼせ)」を感じます。
・「便秘」や「下痢」で悩まされることもあります。
・利尿剤で尿は出るのに…お腹の張りが全く変らない。
・以上の結果、イライラしたり、気力まで無くなったり、など単に体型上のことだけではなく、精神的な面で症状が現れることもあります。
こんな症状や不快感が増えてくると、普段の生活にも支障を来たす事もあると思います。
『腹水』は症状が進むにつれて「足のむくみが酷くなり歩きづらい」「お腹がパンパンに張って起き上がれない」「水分すら飲むことが困難になった」などの症状が見られます。
ただ、気になるのは腹水だけでなく『黄疸』『食道静脈瘤』『肝性脳症』という厄介な症状が同時に生じ始めることがあります。『黄疸』『食道静脈瘤』『肝性脳症』の併発は避けたいところです。
実際の医療現場では、『腹水』への対応として、【利尿剤】や【アルブミン製剤】が使われることがあります。腹水の初期段階では、非常に有効な方法であり、腹水の排出が多く見受けられます。
ただし、効果は徐々に弱くなることが多く、最終手段としては【腹水穿刺(せんし)=体の外から針を刺して腹水の吸引除去を行う】という強制的な腹水排出を行います。
いずれにしても初期症状の段階で、信頼できる医療機関を受診することで、悩みが解決できる場合が多いので、かかりつけのお医者さんを訪問することをお勧めします。
2009年05月25日
がんとがん保険
前回まで、卵巣がんや乳がんについての症状、初期症状、治療法、検査方法、生存率についてご紹介してきましたが、今回からは、何回かに分けて、そんながんの治療を進めていくにあたって、必要となる費用や、がん保険についてお伝えしたいと思います。
今回は、まず、がん保険の紹介からしていきます。がん保険は、加入されている方も非常に多く、また、多くの保険会社でも販売しています。そのためか、新規に加入しようとした場合、「どこの保険会社のがん保険が一番いいのかしら?」と迷う方が多いようです。
そこでがん保険について、概略をご説明します。
1、卵巣がんをはじめ、がんにかかった場合、入院給付金が入院日数分無制限に降りる。2、がんの手術に伴う手術給付金が下りる。3、がんと診断確定された場合に、がん診断給付金が一時金で下りる。4、加入後(申し込み後)、90日間を経過しないと、保障が始まらない。
保険会社によって、詳細な保障内容は異なりますので、加入を検討されている方は、各生命保険会社に確認されたほうがよいと思いますが、概ね、以上の1〜4のような内容になっています。
当然、がん検診などでがんが発見されてからでは、がん保険の加入はできませんが、保険会社の中には、退院後の通院費や療養費の給付の特約があるものやがんの治療でよく取り上げられる先進医療(粒子線治療や陽子線治療など)のように健康保険の適用がされず、200万や300万といった高額の自己負担に対応できるような特約を販売している会社もあります。そこで、次回は、がん保険の落とし穴、確認しておきたいポイントについて書きたいと思います。
今回は、まず、がん保険の紹介からしていきます。がん保険は、加入されている方も非常に多く、また、多くの保険会社でも販売しています。そのためか、新規に加入しようとした場合、「どこの保険会社のがん保険が一番いいのかしら?」と迷う方が多いようです。
そこでがん保険について、概略をご説明します。
1、卵巣がんをはじめ、がんにかかった場合、入院給付金が入院日数分無制限に降りる。2、がんの手術に伴う手術給付金が下りる。3、がんと診断確定された場合に、がん診断給付金が一時金で下りる。4、加入後(申し込み後)、90日間を経過しないと、保障が始まらない。
保険会社によって、詳細な保障内容は異なりますので、加入を検討されている方は、各生命保険会社に確認されたほうがよいと思いますが、概ね、以上の1〜4のような内容になっています。
当然、がん検診などでがんが発見されてからでは、がん保険の加入はできませんが、保険会社の中には、退院後の通院費や療養費の給付の特約があるものやがんの治療でよく取り上げられる先進医療(粒子線治療や陽子線治療など)のように健康保険の適用がされず、200万や300万といった高額の自己負担に対応できるような特約を販売している会社もあります。そこで、次回は、がん保険の落とし穴、確認しておきたいポイントについて書きたいと思います。
2009年05月23日
乳がんについて
卵巣がんについて、症状や生存率など何回かに分けてご案内してきましたが、今回は、乳がんについて触れたいと思います。
最近上映されている映画やテレビのCMで取り上げられる機会の多い乳がんですが、女性にとっては、卵巣がんと同じくらい気になる病気の一つといえるでしょう。乳がんは身体の表面に近い部分に発生することが多いため、観察したりふれたりすることで自分でも見つけることができることのある数少ないがんのひとつです。生理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなり柔らかい状態の時に自分でチェックしてみましょう。閉経後の人は毎月1回、日を決めておこなうことをお勧めします。
そこで、乳がんの検査方法ですが、
1、指でふれて検査
風呂やシャワーの時、石鹸がついた手でふれると乳房の凹凸がよくわかります。
ア. 指をそろえて、指の腹とろっ骨で乳房をはさむようにふれます。「の」を書くように指を動かします。しこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
イ. 乳房や乳首をしぼるようにして乳首から分泌物がでないかを調べます
2、鏡の前でチェック
腕を高く上げたり、手を腰に当てて胸を張り、乳房のひきつれ、くぼみ、乳輪の変化がないか、乳首のへこみ、湿疹がないか確認します。
自分でできる簡単な乳がんの検査方法ですが、乳房の変化を確認するため、チェック結果をノートなどに書きとめておくと良いでしょう。 また、変化に気づいたら、すぐに乳腺専門の医療機関で診察を受けてください。女性特有の病気なので婦人科を受診したり、外傷ではないからと内科を受診すると思っている方もいらっしゃるようですが、乳房の専門は乳腺科。基本的に外科の中に設けられていることが多いのですが、病院によっては婦人科、放射線科の場合もあります。よく見聞きするマンモグラフィー検診も有効ですので検査を一度受けてみてはいかがでしょうか。
最近上映されている映画やテレビのCMで取り上げられる機会の多い乳がんですが、女性にとっては、卵巣がんと同じくらい気になる病気の一つといえるでしょう。乳がんは身体の表面に近い部分に発生することが多いため、観察したりふれたりすることで自分でも見つけることができることのある数少ないがんのひとつです。生理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなり柔らかい状態の時に自分でチェックしてみましょう。閉経後の人は毎月1回、日を決めておこなうことをお勧めします。
そこで、乳がんの検査方法ですが、
1、指でふれて検査
風呂やシャワーの時、石鹸がついた手でふれると乳房の凹凸がよくわかります。
ア. 指をそろえて、指の腹とろっ骨で乳房をはさむようにふれます。「の」を書くように指を動かします。しこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
イ. 乳房や乳首をしぼるようにして乳首から分泌物がでないかを調べます
2、鏡の前でチェック
腕を高く上げたり、手を腰に当てて胸を張り、乳房のひきつれ、くぼみ、乳輪の変化がないか、乳首のへこみ、湿疹がないか確認します。
自分でできる簡単な乳がんの検査方法ですが、乳房の変化を確認するため、チェック結果をノートなどに書きとめておくと良いでしょう。 また、変化に気づいたら、すぐに乳腺専門の医療機関で診察を受けてください。女性特有の病気なので婦人科を受診したり、外傷ではないからと内科を受診すると思っている方もいらっしゃるようですが、乳房の専門は乳腺科。基本的に外科の中に設けられていることが多いのですが、病院によっては婦人科、放射線科の場合もあります。よく見聞きするマンモグラフィー検診も有効ですので検査を一度受けてみてはいかがでしょうか。
2009年02月04日
生存率について
卵巣がんに限らず、ガンに罹患した場合に、よく聞く言葉に、「生存率」というのがあります。
この生存率は、通常、がんの進行の具合や治療内容別に計算をしてますが、ガンに罹患した患者さんの年齢や他の病気との合併症(糖尿病などのがん以外の病気)があるかないかなどの影響も受けるものです。
使う数値によってこうした他の要素の分布が異なるため、生存率の値が医療機関の違いによって異なる可能性がでてきてしまいます。
ここに掲載している生存率のデータは、これまでの全がん協のホームページに掲載されていたものです。生存率の値そのものでなく、ある一定の含み(データによって異なりますがプラス・マイナス5%から10%等)をもたせて、大まかな目安として考えていただけると幸いです。
治療後、5年以上経過して生存している場合の割合を5年生存率、10年以上生存している場合の割合を10年生存率といい、ここに掲示されているのは、5年後生存率です。
病期 患者数 5年生存率
I期 241 92,6%
II期 68 63,2%
III期 231 44,9%
IV期 116 29,6%
(1997年から2000年までの症例の初回入院治療)
くれぐれも、ご注意いただきたいのは、このデータが、卵巣がんに罹患された方の将来的な寿命をさすものではなく、担当医の方と入念なお打ち合わせやセカンドオピニオンの活用などの上、治療に専念されることがベストの選択だということです。
この生存率は、通常、がんの進行の具合や治療内容別に計算をしてますが、ガンに罹患した患者さんの年齢や他の病気との合併症(糖尿病などのがん以外の病気)があるかないかなどの影響も受けるものです。
使う数値によってこうした他の要素の分布が異なるため、生存率の値が医療機関の違いによって異なる可能性がでてきてしまいます。
ここに掲載している生存率のデータは、これまでの全がん協のホームページに掲載されていたものです。生存率の値そのものでなく、ある一定の含み(データによって異なりますがプラス・マイナス5%から10%等)をもたせて、大まかな目安として考えていただけると幸いです。
治療後、5年以上経過して生存している場合の割合を5年生存率、10年以上生存している場合の割合を10年生存率といい、ここに掲示されているのは、5年後生存率です。
病期 患者数 5年生存率
I期 241 92,6%
II期 68 63,2%
III期 231 44,9%
IV期 116 29,6%
(1997年から2000年までの症例の初回入院治療)
くれぐれも、ご注意いただきたいのは、このデータが、卵巣がんに罹患された方の将来的な寿命をさすものではなく、担当医の方と入念なお打ち合わせやセカンドオピニオンの活用などの上、治療に専念されることがベストの選択だということです。
2009年01月26日
セカンドオピニオン
ここ10年ほどで「セカンドオピニオン」という言葉を、頻繁に聞くようになりました。
現在は、卵巣がんに限らず、がんに対する治療方法は、外科手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)などと色々なものがあります。
また、医療機関や医師によっても治療内容が変わりますし、医師の勧める治療方法と患者の考える治療が異なる場合もあります。
日本でも、医療技術の発達や情報交換の重要性、また、患者さんの権利の尊重などの点からセカンドオピニオンの考え方が普及し始めているといえます。
卵巣がんなどが見つかり、これから先の治療方法を担当医から伝えられた場面では、多くの場合、患者さんは混乱しているうえ、治療に対して深い知識を持っておらず、将来に対して不安を覚えのが通常です。
そんなときに、医師の進める治療方法に対して同意を迫られ、判断に困ったとき、普通であれば誰かに相談するように、治療方法に対しても誰かに相談したいというのが当たり前のことといえます。
また、医療技術が日々進歩をしている現状では、様々な治療法が存在するため、必ずしも、担当医がすべてを熟知しているとはいえないのが現状といって良いでしょう。
セカンドオピニオンは、担当の医療機関や医師を変更することではなく、よりよい治療を受けるために主治医以外の意見を求めることです。
納得できる治療法を求めることは、患者さんの大切な権利です。
もし、セカンドオピニオンに対して躊躇すような医師がいるようであれば、患者さん本人の権利を尊重していない、ということがいえます。
現在では、多くの医療機関がセカンドオピニオンを受け付けており、セカンドオピニオンの外来を設置している医療機関もあります。
卵巣がんの治療は、緊急の場合を除いては、セカンドオピニオンを受ける時間的な余裕は充分に取れるケースが多いといえます。
ぜひ、卵巣がんに立ち向かい、納得のいく治療を受けるために、セカンドオピニオンを念頭に置かれることをオススメします。
現在は、卵巣がんに限らず、がんに対する治療方法は、外科手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)などと色々なものがあります。
また、医療機関や医師によっても治療内容が変わりますし、医師の勧める治療方法と患者の考える治療が異なる場合もあります。
日本でも、医療技術の発達や情報交換の重要性、また、患者さんの権利の尊重などの点からセカンドオピニオンの考え方が普及し始めているといえます。
卵巣がんなどが見つかり、これから先の治療方法を担当医から伝えられた場面では、多くの場合、患者さんは混乱しているうえ、治療に対して深い知識を持っておらず、将来に対して不安を覚えのが通常です。
そんなときに、医師の進める治療方法に対して同意を迫られ、判断に困ったとき、普通であれば誰かに相談するように、治療方法に対しても誰かに相談したいというのが当たり前のことといえます。
また、医療技術が日々進歩をしている現状では、様々な治療法が存在するため、必ずしも、担当医がすべてを熟知しているとはいえないのが現状といって良いでしょう。
セカンドオピニオンは、担当の医療機関や医師を変更することではなく、よりよい治療を受けるために主治医以外の意見を求めることです。
納得できる治療法を求めることは、患者さんの大切な権利です。
もし、セカンドオピニオンに対して躊躇すような医師がいるようであれば、患者さん本人の権利を尊重していない、ということがいえます。
現在では、多くの医療機関がセカンドオピニオンを受け付けており、セカンドオピニオンの外来を設置している医療機関もあります。
卵巣がんの治療は、緊急の場合を除いては、セカンドオピニオンを受ける時間的な余裕は充分に取れるケースが多いといえます。
ぜひ、卵巣がんに立ち向かい、納得のいく治療を受けるために、セカンドオピニオンを念頭に置かれることをオススメします。
タグ:セカンドオピニオン
2009年01月23日
卵巣がんとその症状、2
前回、卵巣がんの症状について書きましたが、もう少しお伝えしたいと思います。
卵巣がんは、沈黙のガンといわれるくらい、早期の時期には、自覚症状がなかなか出ずらいという特徴のあるがん(癌)です。
なぜ、卵巣がんが初期の段階では自覚症状が出にくいかというと、卵巣という器官が奥にあり卵巣がんになって、卵巣自体が少し大きくなっても、卵巣に圧迫されてご本人自身が違和感を感じるほどのほかの器官などが周囲にあまり無いという事がいえます。
ただし、はじめのうちには、自覚症状が出にくい卵巣がんですが、がんが進行するにしたがって、卵巣が腫れて大きくなったり、卵巣がんの影響で腹水や胸水などが溜まるようになってくると、下記のような自覚症状が出てきます。
卵巣がんでは、自覚症状が出た時には既にがんが進行している場合が多いので、下記のような自覚症状がある場合は、早急に医師の診察をお受けになって、卵巣がんの有無を確認するのが賢明といえます。
ーー卵巣がんが疑われる具体的な自覚症状ーー
背中や腰に痛みを感じる
下腹部に痛みを感じる
生理不順になる
下腹部に、しこりを感じる
排尿や排泄が不定期になる
下肢などにむくみを感じる
呼吸が苦しくなったり、動悸を覚える
体況に変化がないのにお腹が膨れてくる
ムカムカする感じの吐き気を感じる
食欲が減退してきた
疲れやすくなった
以上のような症状が主なものですが、やはり、体調に不安を感じるようであれば信頼のおける医師の診断を仰ぐというのが良いでしょう。
卵巣がんは、沈黙のガンといわれるくらい、早期の時期には、自覚症状がなかなか出ずらいという特徴のあるがん(癌)です。
なぜ、卵巣がんが初期の段階では自覚症状が出にくいかというと、卵巣という器官が奥にあり卵巣がんになって、卵巣自体が少し大きくなっても、卵巣に圧迫されてご本人自身が違和感を感じるほどのほかの器官などが周囲にあまり無いという事がいえます。
ただし、はじめのうちには、自覚症状が出にくい卵巣がんですが、がんが進行するにしたがって、卵巣が腫れて大きくなったり、卵巣がんの影響で腹水や胸水などが溜まるようになってくると、下記のような自覚症状が出てきます。
卵巣がんでは、自覚症状が出た時には既にがんが進行している場合が多いので、下記のような自覚症状がある場合は、早急に医師の診察をお受けになって、卵巣がんの有無を確認するのが賢明といえます。
ーー卵巣がんが疑われる具体的な自覚症状ーー
背中や腰に痛みを感じる
下腹部に痛みを感じる
生理不順になる
下腹部に、しこりを感じる
排尿や排泄が不定期になる
下肢などにむくみを感じる
呼吸が苦しくなったり、動悸を覚える
体況に変化がないのにお腹が膨れてくる
ムカムカする感じの吐き気を感じる
食欲が減退してきた
疲れやすくなった
以上のような症状が主なものですが、やはり、体調に不安を感じるようであれば信頼のおける医師の診断を仰ぐというのが良いでしょう。
タグ:卵巣がん
2008年12月11日
卵巣がん、腫瘍マーカーなど
卵巣がんの診断、検査については、自覚症状があまりない場合が多いため、卵巣がんが進行してから、発見されるという事も非常に多いようです。
今回は、初期症状や診断方法について取り上げたと思います。まず、「卵巣がんではないか?」という疑いが感じられるきっかけとしては、
・太った、妊娠した等の理由がないのにお腹が膨れてきた、また、そのように感じる場合
・自分で触ってみて、下腹部にしこりが感じられるような場合
・定期検診などで下腹部に腫瘍があるとか卵巣が腫れていると指摘された場合
などがあげられます。
そして、実際の診断には、次の方法が
・画像診断
超音波やMRIなどの画像診断で腫瘍の大きさや形などを検査します。また腹水や胸水のたまり具合や転移病巣があるかないか、がんの進行の程度を調べます。残念ながら、小さながんは解らない場合もあります。
・腫瘍マーカー
卵巣が腫大した状態・卵巣腫瘍を良性の腫瘍か悪性のものか区別する際に、有効な血液検査として腫瘍マーカーがあげられます。CA125やCA19-9が主なもので、これらが高値を示す場合には悪性の卵巣がんとの可能性が高いとされています。診断時に高値を示した腫瘍マーカーは治療中や治療後に何度か検査をして、治療効果の判定や経過観察にも利用します。
・細胞検査
腹水などが溜まっている場合には、一部を採取してみて、がん細胞の有無を調べます。がん細胞があれば確実にがんと診断されます。また膣内・腹部などの採取しやすい場所に病巣がみられる場合には、やはりこれを一部採取し組織検査する場合があります。
今回は、初期症状や診断方法について取り上げたと思います。まず、「卵巣がんではないか?」という疑いが感じられるきっかけとしては、
・太った、妊娠した等の理由がないのにお腹が膨れてきた、また、そのように感じる場合
・自分で触ってみて、下腹部にしこりが感じられるような場合
・定期検診などで下腹部に腫瘍があるとか卵巣が腫れていると指摘された場合
などがあげられます。
そして、実際の診断には、次の方法が
・画像診断
超音波やMRIなどの画像診断で腫瘍の大きさや形などを検査します。また腹水や胸水のたまり具合や転移病巣があるかないか、がんの進行の程度を調べます。残念ながら、小さながんは解らない場合もあります。
・腫瘍マーカー
卵巣が腫大した状態・卵巣腫瘍を良性の腫瘍か悪性のものか区別する際に、有効な血液検査として腫瘍マーカーがあげられます。CA125やCA19-9が主なもので、これらが高値を示す場合には悪性の卵巣がんとの可能性が高いとされています。診断時に高値を示した腫瘍マーカーは治療中や治療後に何度か検査をして、治療効果の判定や経過観察にも利用します。
・細胞検査
腹水などが溜まっている場合には、一部を採取してみて、がん細胞の有無を調べます。がん細胞があれば確実にがんと診断されます。また膣内・腹部などの採取しやすい場所に病巣がみられる場合には、やはりこれを一部採取し組織検査する場合があります。
2008年11月23日
卵巣がん、症状について
多くのがんの場合がそうであるように、卵巣がんの場合にも初期の段階では、ほとんどの方が症状が無く、気がつきにくいというのは、大変に怖いところです。
なぜなら、「何かの症状に気付いたときには、卵巣がんが進行・転移してしまっている」ということが、多く治療などが困難になることが多いということになるからです。
卵巣がんが初期段階のうちに発見できるのは、自覚症状があり、病院などで検査を受けたという場合よりも、婦人科などで健康診断を受けた時などに、偶然発見される、ということが多いようです。
普段から、婦人科の検診をうける習慣をつけておくことは、卵巣がんを早期発見するということにも、つながりますね。
卵巣がんには、大きく分けて2種類があります。転移のしにくいもの、転移のしやすいものです。
まず、転移のしにくいタイプの卵巣がんは、がんのでき始めから、卵巣の中にとどまっていて発達していく期間が比較的長くかかるので、自覚症状がないという場合が多いのです。腫瘍が大きくなると、下腹部にしこりが触れたり、圧迫感がある、また、排尿が近くなるといった症状が出る場合もあります。
転移のしやすいタイプの卵巣がんは、腫瘍が大きくならないうちに、他の場所に転移してしまいます。このため、腹水がたまる、胸水がたまる、といった転移したがんによる症状で、はじめて気付くということもあるのです。
実際に卵巣がんに罹患された方のの3分の2以上の人は、転移した状態ではじめて異常に気が付き、診療機関を訪問するという現実があります。
なぜなら、「何かの症状に気付いたときには、卵巣がんが進行・転移してしまっている」ということが、多く治療などが困難になることが多いということになるからです。
卵巣がんが初期段階のうちに発見できるのは、自覚症状があり、病院などで検査を受けたという場合よりも、婦人科などで健康診断を受けた時などに、偶然発見される、ということが多いようです。
普段から、婦人科の検診をうける習慣をつけておくことは、卵巣がんを早期発見するということにも、つながりますね。
卵巣がんには、大きく分けて2種類があります。転移のしにくいもの、転移のしやすいものです。
まず、転移のしにくいタイプの卵巣がんは、がんのでき始めから、卵巣の中にとどまっていて発達していく期間が比較的長くかかるので、自覚症状がないという場合が多いのです。腫瘍が大きくなると、下腹部にしこりが触れたり、圧迫感がある、また、排尿が近くなるといった症状が出る場合もあります。
転移のしやすいタイプの卵巣がんは、腫瘍が大きくならないうちに、他の場所に転移してしまいます。このため、腹水がたまる、胸水がたまる、といった転移したがんによる症状で、はじめて気付くということもあるのです。
実際に卵巣がんに罹患された方のの3分の2以上の人は、転移した状態ではじめて異常に気が付き、診療機関を訪問するという現実があります。





